車を運転しているときに、
水温計がどんどん上がっていったら
もしかして故障なの?と
心配になりますよね。
そんな時にどんな対処をしたらよいのか
ご存じない方は
結構いらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、ここでは
- 車の水温計が異常に上がるときは故障なの?
- 水温計が点灯しているときはどんな意味があるの?
について解説させて頂きたいと思います。
車の水温計が異常に上がる
原因や対処法について知っておきたいと
思っていらっしゃる方は、
ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
車の水温計が異常に上がる!これって故障?
車を運転しているときに、
水温計が異常に上がる!
なんてことになったら困りますよね。
でも、この水温計が
異常に上がるという症状は
車のどこかが故障していることが
原因かもしれないのです。
そこで、以下に車の水温計が
異常に上がっているときに
考えられる原因と
すぐにするべき対処法について
検証していきたいと思います。
考えられる原因とは?
車の水温計が異常に上がるのには、
以下の4つの原因が考えられます。
- 水温センサーの不具合でファンが回っていない
- ファンモーターが故障している
- サーモの不具合
- オーバーヒート
車を停車させてエンジンをかけ、
水温を上げていき、
水温計の2/3まで
水温が上がっている状態の時に
電動ファンが回っているかどうか確認し、
回っていなければ
1か2の原因が考えられます。
もし、ファンモーターの故障が
原因でないのであれば、
3のサーモの不具合が、
水温計が異常に上がる原因として
考えられます。
また夏場の暑い時期に
渋滞に遭遇した場合は、
水温が上がりやすくなり、
そのせいでオーバーヒートして
水温計が急上昇するという場合もあります。
すぐにするべき対処法とは?
エンジンルームから水蒸気が見えたり、
水温計が急上昇したりしている場合は、
オーバーヒートしている可能性が高いので、
そんな時は、すぐに安全な場所に
車を停車させてエンジンを止め、
水蒸気がおさまるまで待ちます。
水蒸気が治まったら
ボンネットを開けて
ラジエーターのリザーバータンクの中の
水の量を確認しましょう。
もし、リザーバータンクの中に
冷却水が十分に残っていたら
エンジンを切らずに
ヒーターを全開にすることで
水温の上昇を抑えられる場合もあります。
冷却水が残量を確認できない、
もしくは全くなくなっている場合は、
ボンネットを開けて
エンジンが冷えるのを待ちましょう。
この時に、
ラジエーターに水を入れるために
ラジエーターキャップを
あけようとすると
水蒸気が噴き出してきて
やけどする場合がありますので、
注意しましょう。
ある程度エンジンが冷えてきたら、
冷却水が減った分
水を追加することも可能ですが、
ラジエーターホースが裂けて
水が漏れている場合は
いくら水を入れても
症状は改善されませんので、
上記のような症状があらわれたら、
すぐに加入しているロードサービスや
お近くのディーラーや
自動車整備工場に連絡して、
対処を依頼するようにしましょうね。
水温計が点灯している時はどんな意味?
車の水温計の警告灯が青色の場合は
水温が低温であることをあらわしており、
赤色の場合は
水温が高温であるということを
あらわしています。
赤色の警告灯が点灯した場合は、
深刻なトラブルが発生した可能性が
考えられますので、
すぐに自動車整備工場、もしくは
ディーラーに車の整備点検を
依頼しましょうね。
まとめ
車の水温計が異常に上昇するのは、
- 水温センサーの不具合でファンが回っていない
- ファンモーターが故障している
- サーモの不具合
- オーバーヒート
などの4つの原因が考えられます。
もし、運転しているときに
水温計が異常に上昇し、
水蒸気が発生した場合は、
すみやかに車を安全な場所に停車させて
エンジンを止め
水蒸気がおさまるまで待ちましょう。
水蒸気がおさまったあと、
ボンネットを開けて
ラジエーターのリザーバータンクの中の
水量をチェックして
十分に水量が確認できるときは、
エンジンを切らずに
ヒーターを全開にすることにより
水温の上昇を抑えられる場合もあります。
ラジエーターのリザーバータンクの
水量がほとんどない、
もしくは確認できない場合は、
冷却水が減った分
水を追加することも可能なのですが、
ラジエーターホースが裂けている場合は、
水を追加しても
補充できない場合もありますので、
この場合はすみやかに
加入しているロードサービスや
お近くの自動車整備工場や
ディーラーに連絡して
対処してもらうようにしましょうね。