運転中に住宅の壁や電柱に車をぶつけて
しまったとしたらどうしますか?
事前にどうしていいかわかっていないと、
気が動転してどうしていいかわからず、
おろおろしてしまいかねません!
そんな場面に遭遇しても
冷静かつ適切に対応できるように、
車を壁や電柱にぶつけてしまったとき
真っ先にするべき3つのことを
以下にまとめてみました!
- 対応その1 まずは警察に連絡する
- 対応その2 所有者に謝罪する
- 対応その3 保険会社に電話をする!
について詳しく解説させて
頂きます。
いざという時に困らないためにも、
ぜひ、以下の記事を
読んでおいてくださいね。
対応その1 まずは警察に連絡する
車を壁や電柱などに
ぶつけてしまったときに、
まず警察に連絡して
物損事故で処理して
もらわなければいけません。
もちろん、保険の手続きに
必要な事故証明も
出してもらわなくてはいけません。
さらに、契約している自動車保険の
会社に連絡する必要があります。
壁などが住宅の場合は、
そちらの住宅の持ち主の方が
すぐわかるのであれば、
連絡先を交換し、後日、
謝罪に行かなくてはいけません。
修理費用の支払いなどは、
保険会社の担当の方に
処理をお任せしましょう。
電柱や壁に車をぶつけてしまっても、
自分の車に傷がない場合は、警察に連絡せずにそのまま
ほっておいていいかというと、
そういうわけにはいきません!目撃者がいたり、防犯カメラに
事故の様子が撮影されていて、
事故があったことを警察に連絡された場合、
ナンバーなどが判明したら、危険防止等措置義務違反で
5点減点され、1年以下の懲役
または十万円以下の罰金を
支払わなくてはいけなくなります。
もちろん、自分の車に傷がなくても
壁や電柱に何らかの損害がある場合は、
修理費用も支払う必要があります。
きちんと警察や保険会社に連絡すれば、
物損事故として処理してもらえるので、
違反点数や罰金・懲役などはありません。
自分の車に傷がないからと
どこにも連絡せずに走り去ったりせず、
壁や電柱に車をぶつけたら損害の
大小にかかわらず必ず警察、保険会社、
被害者に連絡するようにしましょう。
車がこすってしまったとき
どんな対処をしたらよいかについて
以下のサイトでご紹介しています。
⇒車をこすった時は警察に連絡する必要はあるの?正しい対処法とは?
対応その2 所有者に謝罪する
住宅の壁や電柱に車を
ぶつけてしまった場合、
明らかに自分に過失が
ありますので、
持ち主がわかり次第、
すぐに謝罪するようにしましょう。
保険会社に修理費の支払いから
謝罪まで一任していいという
やり方では、相手に対して
誠意が伝わりません。
かといって、保険会社を通さずに
被害者と当人の実で示談交渉を
進めるのは問題があるので、
示談交渉は保険会社に任せ、
この度は、○○様の大切に
されている○○を
私の不注意により破損してしまい
申し訳ありませんでしたと
被害者の方に大切なものを
壊してしまったことを
手土産などを持参して相手先を訪れ、
誠心誠意謝罪しましょう。
示談になった場合は車の修理費だけ負担?
保険会社に交渉してもらい、
示談になり修理代も保険会社から
支払ってもらえることになっても、
ぶつけた自分の車も破損していて、
修理が必要だったりしますよね。
その修理代は、自分で
負担してもいいのですが、
任意保険の車両保険に
加入している場合は、
車両保険から支払って
もらえる場合もありますが、
保険を使用すると
次年度から必ず3等級
割引の等級が下がる上に、
保険料も現在よりアップします。
対応その3 保険会社に電話をする!
車を壁や電柱にぶつけた時は、
もちろん任意保険が無制限の
対物保障に加入していれば、
いくら修理費用がかかっても
保険会社に修理費用を
支払ってもらえます。
保険料の支払いには事故証明が
必要となりますので、
事故を起こしたときは
必ず警察に連絡してから、
処理をしてもらい、
事故証明をもらう必要があります。
保険を使用すると今までの
保険料の割引の等級が
3等級下がりますので
注意しましょう。
電柱に激突した軽自動車を撮影した
動画をyoutubeで見つけました。
このような事故にならないよう、
普段から気を付けて運転しましょう!
まとめ
自分の車を壁や電柱に
ぶつけてしまった場合は、対物
無制限の任意保険に加入していれば、
修理費用は保険から
支払ってもらえますので、
損害の大小にかかわらず、
必ず警察、保険会社に連絡し
処理をしてもらい、
被害者には誠心誠意
謝罪するようにしましょうね。