マイカーに乗ろうと
車のキーをオンにしたところ、
スターターが回りそうで回らない!
もしくは、まったく回らなくて
エンジンがかからない!なんていう
困った状況に陥ったことってありませんか?
それらの症状があらわれた場合、
もしかするとマイカーのスターターが
故障しているかもしれません!
でも、スターターが回らない原因や
スターターが回らない時の対処法について
詳しく知っている方は、
そんなに多くないかと思います。
そんな、車のスターターが回らない時に
考えられる原因や対処法について
あまりご存じない方のために、ここでは
- スターターが回らない時に
考えられる原因 - スターターが回らない時の対処法
について解説させて頂きたいと思います。
車のキーをオンにしても
エンジンがかからないなどの
スターターの故障が疑われる症状が
マイカーにあらわれて、
どう対処したらよいかわからない方は、
ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
スターターが回らない場合の3つの原因
車のスターターが回らないと
エンジンがかからないですし、
エンジンがかからないと、
車が運転できないので
困ってしまいますよね。
「車のスターターが回らない時に
考えられる原因って何?」
と、疑問に思った方のために、以下に
車のスターターが回らない場合に
考えられる3つの原因を
ご紹介させて頂きますね。
①バッテリー上がり
キーをスタートの位置に回せない場合は、
キーボックスやスターターの故障が
疑われますが、
スタートの位置には回せるけれど
セルが回らない場合は、
バッテリー上がりが原因として考えられます。
スターターというのは通称セルと呼ばれる
車のエンジンを始動するために
なくてはならないものです。
車にキーを差し込んで回すと
キュルキュルという音がして
エンジンがかかりますよね。
このキュルキュル音を
放っているのがスターターです。
スターターは車に搭載されている
バッテリーの力を使用して
車のエンジンを直接回転させています。
なので、バッテリーが上がっている状態だと
スターターはいくらキーを入れて回しても
うんともすんとも言いません。
バッテリー上がりの原因として
考えられる要因は以下の通りです。
①ヘッドライトの消し忘れ
②ルームランプの消し忘れ
③半ドアによるルームランプのつきっぱなし
④エンジンをかけない状態での
オーディオやエアコンの使用
②オルタネーターの故障
オルタネーターは、
バッテリーに電気を送る発電機なのですが、
このオルタネーターが故障すると
走行中に発電されなくなるので、
バッテリーの電量が低下し、
ひいてはスターターも回らなくなります。
③スターターそのものの故障
上記でバッテリーの電量が低下すると
スターターが回らなくなることが
あるとご紹介しましたが、
バッテリーの残量がたっぷりあって
車のライトも明るいのに
スターターが回らないのであれば、
スターターの故障が、スターターが
回らない原因として考えられます。
車の仕様が原因の場合もある
バッテリー上がり以外の
スターターが回らない原因として
考えられるのが車の仕様です。
最近の車はギアがパーキングの位置に
きちんと入っていないと
エンジンがかからなかったり、
ブレーキとクラッチを
きちんと踏み込んでいないと
エンジンがかからなかったりする
場合があります。
あと、キーを抜いた状態で
ハンドルを切ることでハンドルをロックする
ハンドルロック機能が働いている状態でも
スターターが回らない場合があります。
スターターの故障の症状は?実は前兆があった!?
車のキーを差し込んで回したときに、
「キュルキュル」とエンジンが回らずに
「カツ」という感じで
回転が止まる症状があらわれ、
おかしいなと思ってキーをいったん戻して
再度回しても「カツ、カツ」という音がして
回転が止まり、
それを何度も繰り返してやっと
エンジンがかかるような症状があらわれたら
それはスターターの故障の前兆です。
この症状が悪化していくと、最終的には
スターターが完全に回らなくなります。
スターターの内部のスイッチが削れて
寿命がおとずれると
このような症状があらわれます。
スターターが回らないときの対処法は?
「車のスターターが回らない原因は
よくわかったのだけれど、
実際に自分の所有するマイカーの
スターターが回らなくなった時に
どのような対処をしたらよいかわからない・・・」
という方のために、
以下に車のスターターが回らなくなった時の
対処法をいくつかご紹介させて頂きます!
スターターの修理をする
車のスターターが故障が
スターターが回らない原因の場合、
修理が可能な場合は修理すれば、
再び正常にスターターが回るようになります。
故障した車のスターターを修理する場合は
おおよそ1万円以上費用がかかります。
スターターの新品と交換する
車のスターターの故障原因で
スターターが回らなくなった場合に、
修理しても正常に回るようにすることが
できない場合は、
スターターを交換する必要があります。
新品のスターターと交換する場合は、
費用が部品代だけで5万円ほどかかります。
自分で交換すれば
部品代プラス3千円~5千円の
オーバーホールキット代のみで
一番安く済みますが、
電装屋やディーラーに依頼するとそれ以上
部品代プラス工賃がかかります。
ただし、スターターが故障して
部品交換しなくてはいけなくなった場合、
新品のスターターと交換する人は
あまりいません。
ほとんどの方が、下記でご紹介する
中古(リビルト)の部品と交換するようです。
中古(リビルト)と交換する
故障したスターターは新品と交換すると
上記でご紹介しましたように
部品代だけで5万円ほどかかりますが、
中古(リビルト)の部品であれば、
部品代が2万円~3万円ぐらいで済みます。
さらに、自分で交換すれば、
電装屋やディーラーに依頼するよりも
工賃を安く済ませることができます。
バッテリーを充電もしくは交換する
車のスターターが回らない原因が
バッテリー上がりの場合は、
他の車とブースターケーブルを
つないで充電したり、
新しいバッテリーと交換したりすれば、
スターターは回るようになります。
youtubeにてバッテリーが上がった時に
ブースターケーブルを使用して
バッテリーを充電する方法を
紹介している動画を見つけました。
自分でブースターケーブルを使用して
どのようにバッテリーを充電すればよいのか
知っておきたい方は、
ぜひ、以下の動画をご覧になってくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
車のスターター自体が故障した場合の対処法は
下記の3つの方法です。
①スターターを修理する
②スターターの新品と交換する
③スターターを中古(リビルト)と交換する
修理する場合は、
おおよそ1万円以上費用がかかり、
交換の場合は新品だと部品だけで5万円、
中古(リビルト)だと部品だけで
2万円~3万円ぐらい費用がかかります。
自分で交換すれば
部品代プラス3千円~5千円の
オーバーホールキット代のみで
一番安く済みますが、
電装屋やディーラーに依頼すると
それ以上部品代プラス工賃がかかります。
スターターが回らない原因は、
スターター自体の故障だけでなく、
バッテリー上がりや車の仕様、
オルタネーターの故障が
原因の場合がありますが、
スターター自体が故障している場合や
オルタネーターが故障している場合の
対処法は下記のとおりです。
- 自身でスターターを修理・交換
- ディーラーや修理工場に
修理を依頼
バッテリー上がりが原因でスターターが
回らない場合の対処法は下記の通りです。
- 他の車とブースターケーブルを
つないで充電する - 新しいバッテリーと交換する
車の仕様が原因の場合の対処法は
下記の通りとなっています。
①車のギアがパーキングの位置に
入っているかどうか確認する
②エンジンをかけるときに
ブレーキとクラッチをきちんと
踏み込んでいるかどうか
確認したりしてからキーを回す
③ハンドルをロックのロック機能が
働いている場合は、ハンドルを
少し動かしてキーを回したら、
ロック状態が解除され
スターターが回転する
もし、車のスターターが
回らなくなった場合は、
上記でご紹介いたしました
症状にあわせた対処法を行ってくださいね。