マイカーで細い路地などを
運転していたら、
ついうっかり、車体を
擦ってしまうこともあり得ますよね。
ちょっとした擦り傷であれば、
コンパウンドなどを使用して
自分で補修することも可能ですが、
車体が黒色であっても
自分で修理ができるのかどうかは
気になるところだと思います。
そこで、ここでは
- 車についた擦り傷を
自分で補修する方法 - プロは車についた擦り傷を
どのように消しているの?
について解説させて頂きたいと思います。
黒色の車も含めて、
車体に擦り傷がついた場合の
補修方法について知っておきたい方は、
ぜひ、以下の記事を
ご覧になってくださいね。
車に擦り傷が!自分で修理する方法とは!?
車に擦り傷がついた場合、
ちょっとした傷であれば、
自分で修理することが可能です。
その修理方法を
以下にご紹介させて頂きますね、
浅い擦り傷の場合
車の車体の擦り傷が浅い場合は、
塗装スプレーを使用しなくても
コンパウンドで磨くだけで
誰でも簡単にきれいに補修できます。
以下にその手順をご紹介させて頂きます。
- 細目のコンパウンド
- スポンジ
- まずスポンジに細目のコンパウンドを
小指の先ぐらい乗せ、
傷がついた部分を磨きます。 - 乾いて来たらその都度コンパウンドを
足していきましょう。 - 傷が見えなくなったら
作業は終了です。
深い擦り傷の場合
深い擦り傷の場合は、
コンパウンドだけでなく
塗装スプレーも必要となってきます。
その手順を以下にご紹介しますね。
- コンパウンドシート
- スポンジ
- コンパウンド極細
- 液体コンパウンド
- 耐水サンドペーパー320番
- 耐水サンドペーパー600番
- 耐水サンドペーパー1000番
- シリコンオフスプレー
- マスキングテープ
- 新聞紙
- 塗装を密着させる効果のある
下地スプレー - プラサフ
- スプレーペイント
(車体の色と同じもの) - スプレーペイント
(クリア・ボディがメタリックや
パール・マイカの場合)
- まず車をきれいに洗車しておきます。
さらに、コンパウンドシートを使って
傷の周囲の塗装の汚れも
取り除きます。 - 耐水サンドペーパーを用いて
擦り傷がついた部分を
320番から600番の順番で磨きます。 - シリコンオフスプレーをスプレーして
きれいなタオルで
油脂をふき取ります。 - 新聞紙とマスキングテープを使用して
塗装しない部分をマスキングして
塗装を密着させる効果のある
下地スプレーをスプレーした後、
プラサフという錆防止や
保護の役目を果たすスプレーを
数回に分けてスプレーします。 - 1000番の耐水サンドペーパーを
使ってプラサフと
周囲の塗装段差をならします。 - シリコンオフスプレーを使用して
きれいなタオルで
油脂をふき取ります。 - 左右を広く開けてマスキングし、
自分の車のカラーナンバーに合わせた
スプレーペイントで
擦り傷部分を塗装します。 - メタリックや
パール・マイカ塗装の場合は
その上にクリアースプレーを
スプレーします。 - コンパウンドシートで
塗装のざらつきをならしたあと、
スポンジとコンパウンドの極細で
磨いていき、最後に
液体コンパウンドで
磨き上げたら補修は完了です!
youtubeにて車の擦り傷を
補修する道具と方法について
紹介している動画を見つけました。
自分で車の擦り傷を補修する際の
参考になりますので、
ぜひ、ご覧になっておいてくださいね。
黒の車をセルフ補修する時の注意点は?
黒い車の傷の場合も、
上記でご紹介しました方法で
補修可能ですが、
黒い車は汚れが目立つうえに、
洗車機で洗車するだけでも
傷がついてしまうので大変です!
ですから、黒色の車の場合は、
コンパウンドなどで補修した後は、
傷つきにくくするために
しっかりコーティングして
おくようにしましょうね。
プロはどんな消し方をしている?その修理代は?
プロに車体についた
傷の補修を依頼した場合、
一般的な修理費用の相場は
傷がついた箇所や
傷の状態によって異なりますが、
だいたい5千円から3万5千円ぐらい
となっているようです。
プロは、塗料の色合わせを
することはもちろん、
完璧な下地処理や塗り方、
塗装時の空調や乾燥状態など
様々な状況に応じて
細心の注意を払いながら
慎重かつ丁寧に塗装をされるようです。
もちろん塗装が終了した後も
車内や車のボディの洗車や
タイヤのエアチェックなども
行ってくれるところもあります。
以下の記事では、
車を擦ってしまった場合、
警察に連絡しなくては
いけないのかどうかについて
解説しています。
もし、他の車や公共のものに
擦ってしまった時に
どう対処したらよいのか
わかりますので、
ぜひ、ご覧になっておいてくださいね。
⇒車をこすった時は警察に連絡する必要はあるの?正しい対処法とは?
まとめ
いかがでしたか?
車に擦り傷がついてしまった場合、
自動車修理工場やディーラー、
カー用品店などに依頼すれば、
5千円から3万5千円ほどで
修理してもらえます。
ただ、浅い傷や
あまり大きくない傷であれば、
カー用品店などで揃えた道具を
使用すれば
自分で修理することも可能です。
ただし、黒い色の車の場合は
傷が目立つうえに
機械洗車しただけでも
ボディにわずかな傷が
ついてしまいますので、
自分で修理する場合は、
コンパウンドで仕上げた後、
傷つきにくくするために
きちんとコーティングを施すのを
忘れないようにしましょうね。