大切な愛車のボディがサビてる!
穴も空いてる!?
なんてことはありませんか?
中には樹脂製やアルミ製の
ボディもありますが、
ほとんどの車は鉄板で
出来ていますからサビるのも
不思議じゃありません。
ボディの一部がサビている、
気づくのが遅くて穴が空いている・・・
そんな時の補修方法、教えちゃいます。
車のサビの補修はこうする!
サビを見つけても慌てないで下さいね。
先ほども言ったとおり、
車は鉄でできていますから
サビて当たり前なんです。
車はその前提でつくられて
いますから問題ありません。
本当にサビては困る部品は
サビない素材でできていますし、
そうでなくてもサビないように
処理されています。
サビを発見したら行うこと
洗車中など、面倒をみている最中に
発見することが多いですから、
その反動は大きいですよね。
慌てず騒がず落ち込まず、まずは
そのサビを丁寧に取り除きましょう。
やっかいなのは手が入らない場所の場合です。
バンパーとの境目などが多いのですが、
しっかりと処理するために
邪魔者にはどいてもらいましょう。
バンパーが邪魔なら外しましょう。
そして見える限りのサビを落とします。
サンドペーパーや金属で出来た
ブラシを使います。
優しく丁寧にこすりましょう。
サビが取れたら次に周辺の処理です。
サビていない部分の塗装が
浮き上がっていませんか?
勿体ないですがこれははがします。
塗装が浮いている時点で
鉄板との密着ができていない
と言うことですから、
そこからサビてきます。
ペリペリと割れながらはがれますが、
はがれなくなるまで続けます。
サビを落としたら行うこと
サビがきれいにとれたら、
仕上げに掛かります。
これ以上サビ無ければ良いという場合は、
タッチアップペイントで塗り塗りします。
さきほどペリペリとめくった
錆びていない部分の塗装と
つながるように塗ります。
一度に厚く塗ると垂れやすくなりますし、
乾くのに時間がかかりますので、
薄く塗りながら重ねます。
見た目も気にする場合は、
下地をつくるところからやりましょう。
補修用のパテを使って
塗装の下地をつくります。
パテはしっかり練って下さいね。
中の空気を抜ききらないと、
わずかな酸素のせいでまたサビますから。
パテができたら塗装がない
部分に塗りつけます。
周りの塗装よりも少し高くなるまで
パテをつけましょう。
完全に乾いたら、
サンドペーパーで仕上げます。
周りの塗装となじむまで
手でなでて確認しながら削ります。
穴が空いてしまっている場合は、
裏面からテープを貼ってパテで
仕上げれば穴が埋まります。
もちろん、裏面のサビも
おとしておいて下さいね。
パテが仕上がったら塗装します。
補修用のスプレーが使い易くて便利です。
純正色ごとに売っていますので
探してみて下さい。
吹き付けるときは、
飛び散って不要なところに塗料が
付かないように気を付けてください。
修理が必要な場合は料金はいくらくらい?
凹みが無いと仮定すれば、小さなもの
でしたら全行程で3万円程度です。
もちろん状況次第ですから、
あくまでも目安です。
メタリック塗装の場合はもう少しかかります。
補修したヶ所が目立たないように
周辺をぼかすように塗装するのですが、
メタリック塗装はぼかしにくいので、
1面(ドアとかフェンダーとか)
塗ることが多いのです。
塗り面積が増えますので少し割高になります。
料金の大半が「調色」と呼ばれる
色を合わせる作業です。
少なからず日焼けしていますので、
純正色と同じ配合をしても
色が合わなくなっています。
それを現車に合わせて
補正するのが調色です。
塗装屋さんの腕の見せ所ですね。
車のサビの原因とは?予防するためには?
多くの場合はぶつけたりして
塗装が割れてしまったところから錆びます。
サビは酸化作用ですから、
空気に触れなければサビません。
塗装でラップされているうちは
サビることはありませんが、
ぶつけたりこすったりして塗装膜が
切れると空気が入ってサビるのです。
まれなケースですが、
角の部分は塗装が薄くなりますので
コンパウンド(研磨材)が入った
ワックスなどを多用すると塗装が
はげてサビることがあります。
あとは大小に関わらず
ぶつけないことですね。
もしぶつけたりこすったりして
しまったらすぐに対処することです。
放置すると大きく深く進行しますので、
即対応が一番です。
まとめ
大切な愛車がサビていたらショックですよね。
大事になる前に処置してあげましょう。
早期発見が第一ですから、普段から
くまなくチェックしてあげて下さいね。