車の屋根部分って、
あまりじっくり見ることは少ないと感じますが、
気付かないうちに
劣化が進んでいたりする箇所でもあります。
たまには本格的に愛車をきれいにしよう♪
なんて考えて屋根部分を見てみたら、
なんか塗装がはげていた!
なんてことは
実はあるあるだったりします。
なかなか見えない部分とはいえ、
気付いてしまったら
そのままにしておきたくないですよね。
そこで今回は車の屋根を塗装しようと考えたら、
どのくらいの費用がかかるのか?
ディーラーに頼んだ場合と塗装屋に頼んだ場合、
それぞれのメリットデメリットを
ご紹介していきます。
また、ちょっとした塗装なら自分で!
と考える方のために、
DIYのやり方も見つけてきました。
車の屋根の塗装はディーラーor塗装屋どちらがいいの?
車の修理、と考えると
やはりプロに任せたくなるものですよね。
しかしちょっとしたこだわりでも
お金は気にしない!
なんて言える方は少ないと感じます。
できるだけコストを抑えたい、
仕上がりはきちんときれいになるのか
など心配になることも。
安心して任せるためにも、
車の修理を任せる業者である、
ディーラーと塗装屋さん。
双方のメリットデメリットを見ていきましょう。
ディーラーのメリット・デメリット
ディーラーに任せる際のメリットといえば、
何よりもいろんなことを頼みやすい。
ということではないでしょうか。
ディーラーは
いってしまえば営業さんですから、
お客側のちょっとしたわがままでも、
それがよほどひどいことでない限りは
受け付けてくれます。
忙しいから車を取りに来て欲しい。
いつも乗っている車と同じ代車がいい。
時間がかかっても良いから
めっちゃきれいに!
などなど。
また、車両保険をかけていれば
塗装料金が
保険でまかなうことができたりもします。
翌年の保険料金が上がってしまうから…。
と保険をなるべく使わないようにと
考える方は多いですが、
保険の上限金を超えなければ
等級が変わらない場合もあります。
このようなことも、
ディーラーに任せるのならば
聞きやすいのではないでしょうか?
では反対にデメリットが何かと聞かれれば、
やはり塗装屋さんに頼むよりも、
料金が比較的高いことが多い。
ということだと感じます。
塗装屋のメリット・デメリット
ではここからは塗装屋さんにお願いした際の
メリットを見ていきましょう。
直接自分で塗装屋さんにお願いする場合の
一番のメリットは、
実際に作業をする方から
説明を受けることができる。
ということではないでしょうか。
どのような工程で塗装をしていくのか、
色の褪せ方やはげ方によって、
仕上がりはこのくらいになる、などと
詳しい説明をじかに聞くことができます。
なので、疑問に思ったことも
その場ですぐに聞くことができますね。
なんとなくでも仕上がりの予想が立てられる、
というのもメリットの一つだと感じます。
また、もう一つのメリットとして、
費用の交渉がしやすい。
という点が上げられます。
板金でもそうですが、
特に塗装の際に生じる費用は
ほとんどが技術料です。
塗料の原価自体を下げることは難しいのですが、
形の無い技術料は、次の顧客獲得のために
いくらか割引してくれることも。
ただ、その技術は
作業員さんが
長年腕を磨いてきたからこそのものなので、
無茶な値段交渉はしないようにしましょうね。
反してデメリットは何があるのでしょうか?
塗装屋さんのデメリットと書きましたが、
実は腕の確かな
塗装屋さんに任せることができた場合、
デメリットはほとんどありません。
上記の言葉で
わかってしまった方もおられるでしょうが、
ひとえに腕のいい塗装屋さんを見つけられるか。
ということにかかっています。
知人や友人、親など信頼できる方の紹介があれば、
それが一番かと感じます。
車の屋根の塗装費用の相場とは
屋根全体を塗るのか、
ポイント塗装なのか、
愛車のカラーが純正色か、
などなど、
塗装の理由によっても変わってくるので、
一概には言えませんが
およそ4万から10万ほどになるようです。
上記でも紹介したように、
塗装の費用の内訳はほとんどが技術料です。
純正色を上塗りするだけならば、
安価に抑えることができますが、
一度全ての塗装をはいでから塗りなおす
などといった場合は、
一気に費用が跳ね上がります。
屋根の状態によって、
大きく費用が変わるものだと
考えてくださいね。
張り替えと塗装剥がれの修理では規模が全然違う?
塗装はがれや、
はがれてしまった天井の張り替えは、
プロの業者に依頼すると
3万円から5万円ほどで済みますが、
天井のウレタンが朽ちていたりすると、
塗装しなおしたり、
貼りなおしたりしても
ダメな場合がありますので、
その場合は
丸ごと張り替えなければ
いけなくなります。
車の天井を丸ごと張り替えるとなると、
費用は20万円から30万円ほど
かかるようです。
天井の丸ごと張り替えを
しなくてはいけなくなった場合は、
現在、乗っている車の年式や
走行距離などを考慮して
新しく車を購入したほうが
丸ごと張り替えをするより
お得なのかどうか検討し、
丸ごと張り替えをしたほうが良いと
判断した場合のみ
業者に張り替えを
依頼するようにしましょうね。
屋根の塗装の補修は自分でDIYできるの?
DIYでできれば
一番コストを抑えることができますよね。
DIY大好き!
愛車の手入れ、
できるところは自分でしたい!
と考える方のために。
大変なので
ポイント塗装以外はおすすめできませんが
屋根の塗装補修も自分でできます!
基本的な工程は
傷の補修時に塗装する際と変わりません。
屋根とドアなどの塗装補修の一番の違いは、
カラースプレーを吹き付けるのが難しい。
ということです。
横から吹き付けるよりムラになりやすいので、
初めて塗装をするという方は、
何度も薄く吹き付けていきましょう。
ただ背の高いワンボックスタイプなど、
足場をしっかりと
安定させることも必要になるので、
そちらにも気を配ってみてくださいね。
一例として缶スプレーでの塗装をされている
動画を見つけてきました。
動画は屋根を補修しているわけではありませんが、
工程は一緒です。
塗装の際には
しっかりマスキングしてください。
ここで紹介したのは、
ポイント的に
気になるところがあるという場合です。
全面が褪せている、
なんて時は
塗装をはぐだけでも大変な時間がかかるので、
無理をせず業者に任せましょう。
スプレー塗装のDIY方法
塗装する際は、
自分で刷毛を使って塗ると
むらができてしまうので、
スプレータイプの染めQなどの
車の内装用の塗装スプレーを
使用して塗装しましょう。
染めQは1本当たり3百円程なので、
沢山購入して塗装しなおしても
業者に依頼するよりも
安く仕上げることができます。
以下に自分で車の天井を
塗装するプロセスをご紹介しますね。
- まず、天井は車から外しておきます。
- 次に駐車場などの広い空間に塗装で
汚れてもよい新聞紙や
ビニールシートを敷いておき、
その上に車の天井を
塗装する部分を上にしてのせます。 - 染めQなどの車の内装用の
塗装スプレーを使用して
車の天井をお好みのカラーに
まんべんなくスプレーしながら
塗装していきます。 - スプレーした天井が完全に乾いた後、
車の天井に取り付けたら完成です。
染めQはオートバックスや
イエローハットなどのカー用品店などで
入手することができますので、
自分の車の天井を
自分好みにしたい方や、
車の天井の塗装が剥げてきているので、
塗装しなおしたいと
考えていらっしゃる方は、
ぜひ、DIYに
チャレンジしてみてくださいね。
youtubeにて上記でご紹介致しました
染めQの使用方法を紹介している
動画を見つけましたので、
染めQの使い方を
詳しくお知りになりたい方は、
ぜひ、以下の動画を
ご覧になってくださいね。
まとめ
愛車の屋根の塗装に関して
ご紹介してきました。
いつも見えるところではないとはいえ、
気付いてしまったら、
なんだかソワソワしてしまうものですよね。
車の屋根は
常に紫外線にさらされたり、
雨に打たれたりと
なかなか過酷な状況にあります。
快適な運転を実現してくれる車の屋根、
納得のいく塗装をしてもらうために、
一つの参考にしてもらえればうれしいです。