車検を行ったディーラーや修理工場から
定期点検のご案内のお手紙が届きますよね。
でも、案内通りに車は
定期点検しないといけないのでしょうか?
気になりますよね。
そこでここでは、車の定期点検が必要な理由と
定期点検の内容など、車の定期点検についての
情報をご紹介させて頂きます!
車の定期点検が必要な2つの理由
車検はもちろん必要ですが、車の定期点検も
マイカーを安全かつ快適に
使用するためには必要です。
そこで、以下に車の定期点検に必要な
2つの理由をご紹介させて頂きます!
- 車本来の性能を維持するため
上記でご紹介しましたようにマイカーを
安全かつ快適に使用するためには、
定期的に保守管理を行い、部品が破損したり
劣化していたら故障する可能性があるので、
車本来の性能を維持するためにも
定期点検し、破損、劣化部分を交換する
必要があるのです。
- 有害な排気ガスによる加害者にならないため
車が正常に機能していないと、
有害な排気ガスを排出し大気汚染や
健康被害の原因となってしまいます。
それを防ぐためにも、
定期的に整備点検を行い、
排気ガスを含め車が正常に機能しているか
チェックする必要があるのです。
予防整備をしないと車の寿命が縮むの?
人間も定期健診をしないと早期に病気を
発見することができないように、
車も予防整備をしないと、部品が破損、
摩耗したまま運転し続けることになるため、
故障の原因になるどころか、
車の寿命も縮んでしまう可能性があります。
ですから、車の消耗品だけでも予防整備して
適正な時期に交換して、
性能を維持するようにしましょうね。
車の本来の性能を維持するために定期点検をしよう!
車検にとおっているから定期点検を
しなくても大丈夫!とたかをくくって
定期点検を全くしていない方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
でも、それでは車の本来の性能を維持して
快適なドライブを続けることは難しいのです。
車の性能や安全性を維持するためにも
部品の劣化や摩耗をチェックして、
故障前に整備する予防整備である
定期点検は必ず行うべきなのです。
車の定期点検の内容とは?
12か月ごとに行う車の定期点検である
法定12か月点検では、
次のようなチェックを行います。
- ブレーキペダルの遊びと隙間のチェック
- パーキングブレーキのチェック
- ブレーキの利き具合
- クラッチペダルの遊びと床板の隙間のチェック
- エンジンオイルの漏れがないかチェック
- トランスミッション・トランスファのチェック
- ファンベルトのチェック
- パワーステアリングベルトのチェック
- ブレーキマスタシリンダのチェック
- 点火プラグのチェック
- バッテリーターミナルのチェック
- 排気の状態のチェック
- エアクリーナーエレメントのチェック
- 冷却水のチェック
- ブレーキホース・パイプのチェック
- ホイールシリンダ・ディスクキャリアのチェック
- エキゾーストパイプ・マフラーのチェック
- 遮熱板のチェック
- ブレーキドラムとライニングのチェック
- ブレーキシューとライニングの摩耗のチェック
- ブレーキディスクとパッドのチェック
- タイヤの状態のチェック
- ホイールナット・ボルトのチェック
- プロペラシャフト・ドライブシャフトのチェック
この他にもディーラーや自動車工場によっては
で独自に悪路走行、長距離の走行、山道などの
シビアコンディションでの走行に関する
点検も行われます。
youtubeでネッツトヨタ富山の12か月点検の
動画を見つけました。
どんな点検をされているのか気になる方は、
ぜひ、ご覧になってくださいね。
車の定期点検はどこでしたらいい?
車の定期点検は、ディーラーでも
自動車の整備工場で行っても
特に問題がありません。
金額的には自動車の整備工場のほうが
お得な場合もあります。
ただ、ディーラーに定期点検して
もらったほうがちょっとお高めですが
安心感がありますね。
ただし、外車などの部品はディーラーを
通じて入手することになる場合が多いため、
最初からディーラーで行うことを
おすすめします。
車の定期点検の期間は何か月おき?
車の法定定期点検は、
自動車運送事業用自動車や
車両総重量が8トン以上の
自家用貨物自動車及び特種用途車、
乗車定員11人以上の
自家用自動車レンタカーの
貨物自動車の場合は
3か月ごとに定期点検行います。
レンタカーや車両総重量が8トン未満の
自家用貨物自動車及び特種用途車の場合は
6か月ごとに定期点検を行います。
自家用車や軽貨物自動車、軽特種自動車、
二輪車の場合は1年ごとに定期点検を行います。
車の定期点検の料金はどれくらい?
トヨタの場合ですが、
法定12か月定期点検の場合、
所要時間は時間で
費用は8970円となっています。
法定12か月定期点検プラス
オイル交換をすると
10260円費用がかかります。
自動車修理工場で行ったら、
これよりも価格が安く済む場合もあります。
定期点検の時期を過ぎた場合はどうなる?
法定12か月定期点検の場合、
2週間から3週間ぐらい時期を過ぎても
問題はありません。
ただし、点検ステッカーが4月なのに
5月に定期点検を実施した場合は、
新しい点検ステッカーの期日は
4月ではなく5月に代わります。
定期点検の時期が過ぎてから点検した場合費用はどうなる?
法定定期点検の時期が過ぎても、
特に罰則はありませんし、
過ぎてから点検しても
費用は変わりありません。
まとめ
いかがでしたか?
普段乗っているマイカーの場合、
法定定期点検は12か月ごとに
行うことになっていますが、
時期を少し過ぎて点検しても
問題ありませんし、金額的にも
通常の場合変わりありません。
点検してもらうのはディーラーでも
自動車整備工場でも問題ありませんが、
ディーラーで行ったほうが
ちょっとお高めですが、安心感を
得ることができるのでおすすめですよ!