車のエンジンをかけた時に
マフラーから白煙が出たら
「もしかして故障？」
と心配になりますよね。
でも、車に詳しい方でない場合は
なぜ、車のマフラーから白煙が出るのか、
マフラーから白煙が出たら
どう対処したらよいのか
わからないのではないでしょうか。
そんな方のために、ここでは、
- マフラーから
白煙・臭いがある場合の対処法 - 車から出る白煙には
どんなものがあるのか
について解説させて頂きたいと思います。
車のマフラーから白煙が出る原因や
白煙が出たときどう対処したらよいのか
詳しくお知りになりたい方は、
ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
マフラーから白煙＆臭いがある場合の対処法とは?
車のマフラーから臭いのある白煙が出ると
ほとんどの方が故障ではないかと
心配になるのではないでしょうか。
でも、車のメカニック詳しくない方は
白煙が出たときにどう対処したらよいのか
わからなくて困るのではないかと思います。
そこで、ここでは車のマフラーから
臭いのある白煙が出たときのために、
マフラーから出る白煙や臭いの
原因と対処法を
以下に詳しくご紹介させて頂きますね。
白煙＆臭いがある場合はオイルが原因かも
実は車のマフラーから
臭いのある白煙が出る一番の原因として
考えられるのが、オイルトラブルです。
シリンダーとピストンとの隙間に
エンジンオイルが入り込んでいると
車のマフラーから臭いのある
白煙が出る場合があります。
この現象はオイル上がりやオイル下がりと
呼ばれています。
車のマフラーから臭いのある白煙がでる
原因の一つであるオイル上がりとは、
車のシリンダーとピストンとの間にできた
隙間にオイルが上がってきて、
そのオイルがガソリンと一緒に燃えてしまう
現象の事をさします。
このようにオイルとガソリンが
一緒に燃焼すると、
アクセルを吹かせたときに
車のマフラーから
臭いのある白煙が出てしまうのです。
youtubeにてオイル上がりなったときに
どのような白煙が発生するのか
その様子を撮影している動画を
見つけました。
オイル上がり時の白煙は
どのようなものなのかお知りになりたい方は、
ぜひ、以下の動画をご覧になってくださいね。
車のマフラーから臭いのある白煙が出る
もう一つの原因はオイル下がりです。
このオイル下がりとは
どういう現象なのかというと、
オイルがシリンダーヘッドの
吸気バルブシステムの隙間を通り、
燃焼室内に吸い込まれ、
点火プラグの汚損や
ピストンへのスラッジ付着がある場合は、
オイルが大量に消費され、
ガソリンとオイルが
一緒に燃焼することにより
マフラーから臭いのある白煙が
発生する場合があります。
上記でご紹介しました
オイル上がり、オイル下がりのほかにも、
エンジンオイルの減少がマフラーから
白煙が発生する原因となる場合があります。
オイル上がりが原因の場合の対処法
オイル上がりが原因でマフラーから
臭いのある白煙が出た場合は、
オイル上がり添加剤を使用することにより
白煙が出ないように対処することができます。
オイル上がり添加剤を使用すると
オイル粘度が上がるため、
シリンダーとピストンの隙間からオイルが
上がってくるのを防ぐことができます。
ただし、エンジンオイルが
古いものであったり、
耐久性のない安いオイルを
使っていたりする場合は、
このオイル上がり添加剤の効果は
期待できませんので、気をつけましょうね。
オイル下がりが原因の場合の対処法
オイル下がりが原因で
車のマフラーから白煙が出る場合は、
オイル下がり添加剤を使用すれば、
エンジンのゴムが柔軟になるので、
隙間ができなくなり、
車のマフラーから白煙が出るのを
防ぐことができます。
ただし、オイル下がり添加剤を使用して
エンジンのゴムが柔軟になるまでには
結構時間がかかりますので、
オイル下がり添加剤を使用してすぐだと
白煙の発生を防ぐ効果は期待できません。
オイル下がりはバルブシールも
マフラーから白煙が生じる
起因となるのですが、
このバルブシールが劣化した場合は、
オイル下がり添加剤を使用するよりも
バルブシールを交換したほうが
白煙発生の防止になります。
オイル上がり添加剤も、
オイル下がり添加剤も
白煙を一時的に防ぐ効果は
期待できますが、
その場しのぎの対処法にすぎませんので、
車のマフラーから白煙が発生した場合は、
すぐにディーラーや自動車整備工場に
点検・修理を依頼しましょうね。
車から出る白煙とはどんなものがある？
一口に白煙といっても、
マフラーから発生する白煙には
様々な種類があります。
その、マフラーから発生する
白煙の種類を以下に
いくつかご紹介させて頂きますね。
水蒸気
マフラーから発生する臭いのない
白煙には水蒸気があります。
これは、車内が寒いときに発生するもので、
車内が温まると出なくなります。
マフラーから水蒸気が出るときは
車のエンジンの調子が良いと
いわれているので、
「故障では？」
と心配する必要はありません。
煙
車のマフラーから出る白煙の中でも
オイルの焦げたようなにおいのする白煙は
オイル下がりやオイル上がりなどの
トラブルが原因の場合がありますので、
この場合は、
上記でご紹介致しました
水蒸気とは異なり、
すぐに消えたりしません。
このオイルトラブルが原因の白煙は、
水蒸気による白煙と異なり
そのままにしておくと危険なので、
すぐにディーラーや自動車整備工場に
点検・修理を依頼しましょうね。
まとめ
いかがでしたか？
車のマフラーから臭いのある白煙が
出るのは以下の2種類の原因があります。
- オイル下がり
- オイル上がり
車のシリンダーとピストンとの間にできた
隙間にオイルが上がってきて、
そのオイルがガソリンと一緒に燃えてしまう
オイル上がりが原因の白煙の場合は、
オイル上がり添加剤を、
オイルがシリンダーヘッドの
吸気バルブシステムの隙間を通り、
燃焼室内に吸い込まれ、
ガソリンとオイルが一緒に燃焼する
オイル下がりが原因の白煙の場合は、
オイル下がり添加剤を使用すれば
一時的に白煙の発生を
防ぐことができます。
ただし、この対処法は
その場しのぎなので、
車内が冷えていることが原因で
発生する白煙である水蒸気は
車内が温まれば消えるので
そのままにしておいても問題ありませんが、
これらのオイル上がり、オイル下がりが原因の
臭いがある白煙が発生した場合は、
すぐに自動車整備工場やディーラーなどに
点検・修理を依頼しましょうね。
