車を運転していて、
他の車のミラーにぶつかってしまった。
という経験はありませんか?
そんな時に、
「ちょっとぶつかっただけだし…」
「少しこすったくらい大丈夫だよね?」
なんて、ついそのまま走り去ってしまった
というケースが意外に多いという事を
ご存知でしょうか?
いわゆる当て逃げです。
もしかして心当たりがあるという人も
いるかもしれませんね。
でも、そういうのって後になってから
「当て逃げなんてしないで
すぐに名乗り出ればよかった…」
と後悔してしまうものなんですよね~。
なんと言っても
「ばれたらどうしよう」
と思いながらびくびく毎日を過ごすのって
想像以上に辛いものです。
今回は、
当て逃げした場合の罰則や
ぶつけてしまった場合の対応について
徹底解説して行きますね!
ミラーの当て逃げ!後日発覚すると何か罰則があるの?
それでは早速、
ミラーの当て逃げが後日発覚した場合の
罰則についてみていきましょう。
まず、
車のミラーにぶつけてしまった場合ですが
これは安全運転義務違反になり
2点の原点になります。
とこが、当て逃げとなると、
危険防止措置義務違反でさらに5点の減点に
なってしまいます。
当て逃げが発覚した場合は
合計7点の減点になり、
これだけで免停になってしまいます。
さらに、当て逃げは
1年以下の懲役または10万円以下の罰金
という罰則規定もあります。
<安全運転義務>
道路交通法第70条
車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、
ブレーキその他の装置を確実に操作し、
かつ、道路、交通及び当該車両等の
状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような
速度と方法で運転しなければならない。
とっさに逃げてしまった・・・後日でも警察に行くべき?
例え車のミラーであっても
当て逃げすることによる罰則がある
という事はおわかりいただけたと思います。
それでも、パニックになって
とっさに逃げてしまったということも
あるでしょう。
その場合は後日でも
警察に行くべきなのでしょうか?
「誰もいなかったし大丈夫」
と思っていても、今の時代は
コンビニなどお店の防犯カメラに
映っていることもありえますし、
ぶつけられた相手の立場からすると
当て逃げしてあとで見つかった場合と、
逃げてしまったけど、その後真摯に謝罪する
姿勢があるのでは全く印象が違います。
一度は逃げてしまったとしても警察へ
きちんと届けた方がいいでしょう。
対向車とお互いにミラーが当たった場合どうするべき?
ここまでは、
自分が当て逃げしてしまったという場合
についておはなししてきましたが、
それでは、対向車とお互いに
ミラーが当たった場合は
どうするべきなのでしょうか?
狭い道をお互いに徐行しながら
すれ違った時などに起こるケースですね。
この場合、
基本的に過失は5対5になることが多く、
ミラーが比較的安い部品である
という事もあり、保険も使わず
自分の分は自分で直しましょうと
なることが多いようです。
以上のことから、
ぶつかったとしても暗黙の了解で
そのままお互い車を止めることもなく
走り去ってしまうなんてことも
よくあるようですね。
ただ、こちらが「暗黙の了解で…」
というつもりでも、
相手が自分の車のナンバーを控えていて
後からとんでもない金額を請求された
なんてこともありえない話では
ないと思うんですね。
こちらの動画のように
当て逃げした車を追いかけるという状況は
実際にはそうないと思いますが
無用のトラブルを避けるためにも
傷の大小にかかわらず警察に連絡して
事故証明をとってもらった方が
いいでしょう。
車のミラーが当たった時の一般的な解決方法は?
車のミラーが当たった場合、
「ちょっとかすっただけだし大丈夫だな」
と、勝手に判断して
そのまま走り去ってしまっては、
相手に「当て逃げされた」と
判断されかねません。
車のミラーが当たった場合、
一般的な解決方法としてまずは
他の車の邪魔にならないように
安全に車を停車して相手のドライバーと
話し合いをしましょう。
速やかに警察にも連絡します。
ミラーのみの修理であれば
比較的安く済むので、保険を使ってしまうと
返って高くついてしまうこともあるので
注意しましょう。
車の当て逃げに関する
こちらの記事もチェック!
→車の当て逃げはバレる?後悔しない対処法とは?
車のミラーがぶつかるのを避けるための対策とは?
車のミラーが当たってしまった場合の
対処法を知って置くのも大切ですが
それよりも、ぶつかるのを避けることが
大前提でなにより大事ですよね。
ミラーがぶつかるのを
避けるための対策として
車を駐車場などに止める時、
ミラーをたためるのであればたたむ事。
細い道で対向車とすれ違う際に
運転に自信がないのであれば
車をに道路脇寄せて停車して対向車が
通り過ぎるのを待ちましょう。
お互いの車が動いていれば多くの場合
過失は5対5になりますが、
止まっている相手にぶつけてしまったら
過失は10対0で
動いていたほうが悪くなってしまいます。
逆に言えば、
自分が安全に車を停車していたのであれば
こちらが責任を問われることはないのです。
まとめ
いかがでしたか?
ミラーをちょっとこすっただけでも
そのまま現場を去ってしまっては
当て逃げになり、罰則の対象になって
しまう可能性があります。
もしもつい逃げてしまった場合でも
後日警察に届けたるようにしましょう。
参考になれば幸いです♪