車のハンドルがロックされてエンジンがかからない！原因と解除方法

ハンドルロック…。
初めて経験した時には
私、壊した…(･Д･｀)？
とちょっと唖然としたものです。

どう解除するべきなのかもわからず、
ガチャガチャと
つついてみたりした遠い思い出。

そんなびっくりしてしまう
ハンドルロックの状態ですが、
なぜロックされてしまうのでしょうか？

ハンドルロックがかかり、
エンジンがかからなくなる原因。
ハンドルロックの必然性や、
一般的な解除の方法など
ここから見ていきましょう。

ハンドルがロックされてエンジンがかからない原因とは？

これといって
特別なことをした覚えはないのに、
運転しようとしたら
ハンドルロックがかかっていた。

キーも回らないから
エンジンもかからない！

びっくりしてしまいますが、
そもそもハンドルロックは何故あるのか？

ロックされている原因、
ハンドルロックの状態では
なぜエンジンがかからないのかなど、
根本的なところを見ていきましょう。

いつの間にかなっていたよ？
と感じる方も多いようですが、
ハンドルがロックされる原因は、
エンジンを切った状態、
またはキーを抜いた状態で
ハンドルを回すことにあります。

ロックがかかると
「ガチッ」とロック音がなるので、
ハンドルロックを知っている方は、
すぐに気付くことができますね。

しかし、このハンドルを回す。
というロック条件。
ロックのやり方を知らなくても、
降りる際に大きなかばんを持っていて、
ハンドルに引っかかった。

なんて場合でもかかってしまうことがあります。
ハンドルロック自体を知らなかったら、
びっくりしてしまうのは
仕方ないかもしれませんね。

そもそも何故
ハンドルロックの機能があるのか。
といえば、うれしい盗難防止のため。

ハンドルを固定してしまうことによって、
車自体の盗難を
抑止しようという考えですね。

一例とすれば、
車の配線を直結してエンジンをかけ、
盗難車自体に乗って盗まれる。
ということがやりにくくなります。

なぜなら運転しようにも
ハンドルを回すことができないから。

超絶な運転技巧を持っている方なら、
そんな状態でも走れるのかもしれませんが、
目立って仕方ないですよね。

このように、
ハンドルロックは盗難防止の機能として
実装されているようです。

では、知らないうちに
ハンドルをロックしてしまった！
なんて時、
解除の方法はどうすればいいのでしょうか？

全く知らない状態から見れば、
いろいろと何か面倒くさいのではないか。
と考えがちですが、
鍵さえあれば簡単に解除できるので大丈夫。

ここから解除の仕方を見ていきましょう。

ハンドルロックがかかると
キー自体も回らなくなってしまうので、
結構焦ってしまいますよね。

しかし、これは
キー自体を受け付けていないのではなく、
異常事態と判断されて、
エンジンをかからないようにしないと！

となっているだけ。
正規の手順を踏めばロックは解除されます。

まずは鍵穴にキーを差し込み、
ハンドルを左右どちらか
回しやすい方に回しながら、
キーも回しましょう。

キーが回る、
エンジンがかかると同時に
ハンドルロックも解除されます。

基本的にロックをかける際も、
解除される際も左右で決まりはありません。
右に回しても解除されない時は左に回す。
など、適宜試してみてください。

鍵穴が無い、
プッシュスタート式の車の場合は
どうすればいいのでしょうか？

こちらも一般的な車の解除方法と
基本的に差はありません。
鍵を回しながら解除するので
誤解されがちですが、
エンジンをかけながら解除する。
と覚えれば
どのような車でも解除するのは簡単です。

プッシュスタート式の車の場合は、
ハンドルを左右どちらかに回しながら、
エンジンスタートボタンを押すだけ。

慣れてしまえば
こちらの方が簡単かもしれませんね。

キーレスの電池が切れかけている、
切れている場合などに、
キーをさして回しているのに、
ロックが解除されない。
ハンドルを回しながらボタンを押したのに、
ロックが解除されない。

という場合があるようです。
電波の受信ができないので
動くことができないそう。

きちんと手順どおりにしているのに
ロックが解除されない場合は
電池切れも疑ってみてくださいね。

どちらもエンジンをかける際に、
キーレスを鍵穴やプッシュボタンに近づけると
きちんとかかるようです。

見たことがない方が
初めて経験すれば壊れた！
なんてびっくりしてしまいますよね。

そんなハンドルロックに関する、
あれこれを見てきました。

わざわざロックをする必要は無い
なんて事も言われているようですが、
自分でロックをかけた場合は、
なんだか安心できるような気もしますね。

解除の仕方がわかったら、
一度自分でかけてみるのも
「車」というものを知るためにも
楽しいかもしれません。
一つの参考にしてもらえればうれしいです。