車のオイル交換は
こまめな点検が必要と言われていますが、
その必要性をよく分かっていない人が
多くいらっしゃるのではないでしょうか?
実は車の性能を維持するために
とても大切な役割を担っており、
いつまでも放置していると車に
異変が起こりかねません。
かという私も以前までは
オイルの重要性を認識しておらず、
その意味を知ってからは定期的に
メンテナンスをするようになりました。
「オイル交換はどこでできるの?」
という声も聞こえてきますが、
今回はオイル交換について紹介します。
いくらかかるのか、安くする方法など、
気になる部分を見ていきましょう!
<<業者別>>車のオイル交換!安いところはどこ?
車のオイル交換はカー用品店の
ピットサービスでも受けることができ、
もちろんディーラーでも対応しています。
それぞれの業者で
オイル交換の費用はいくらでしょうか?
安いところはどこなのか、
また安くするための方法も
合わせて紹介していきましょう。
オートバックス
オートバックスではオイル交換サービスを
540円~という低価格で提供しています。
オイルを別で購入する必要がありますが、
店内で販売されているため用意しましょう。
エンジンオイルには色々ありますが、
エコカー向けや高速走行に向いたオイルなど
用途に合わせて選ぶと良いです。
また「メンテナンスカード会員」になると
オイル交換工賃が無料になるだけでなく、
対象となるオイルが特別価格になります。
その他のメンテナンスに関しても
工賃が無料となるため、
定期的なメンテナンスを行うためにも
入会した方がいいかもしれません。
イエローハット
イエローハットでも540円の工賃で
オイル交換を行ってくれます。
オートバックスと同様に
別途オイル購入が必要となるため、
忘れずに買っておきましょう。
「オイル&ポイントカード」に入会すると
オイル・フィルター交換工賃が
1年間無料となります。
車を丁寧にメンテナンスしたいなら、
断然会員になることをおすすめします。
ディーラー
ディーラーでのオイル交換は
工賃とオイル代が込みの価格となっており、
2~3千円程度の価格となっています。
ディーラーに行けばオイル交換を
執拗におすすめしてきたという
経験があるかと思います。
車の販売だけでなくサポートも仕事で、
末長く乗ってもらうためにオイル交換を
あれだけ勧めてくるのです。
カー用品店と比べれば
オイルのことを考えずに行ってくれるため、
難しく考えずに済ませることができます。
セルフ
もっとも安上がりなのは
オイル交換を自分で行うことです。
セルフでも問題なくでき、
費用はオイル購入費だけ。
車の知識に乏しい人でも
簡単に行うことができるため、
「とにかく安くしたい!」となれば、
セルフ交換をするべきでしょう。
車のオイル交換を自分で交換!仕方をご紹介!
オイル交換の方法についてですが、
まずは車の中にあるオイルを抜くことから。
様々な仕方がある中で紹介するのは
「手動式オイルチェンジャー」
という工具を使用したもので、
しっかりと抜けるため好評のようです。
最近の車では「上抜き」が主流で、
オイルレベルゲージを抜いてから
「手動式オイルチェンジャー」を使って
オイルを抜いていきます。
この時にあらかじめ抜き取りやすくするため
数分間エンジンを暖機させましょう。
オイルを抜き終わったら、
レベルゲージを元通りにして
新しいオイルを車に注入します。
この時に多く入れすぎるとダメで、
少しずつ入れていくようにしましょう。
最後にレベルゲージでオイル量を確認し、
適量になればオイル交換は完了。
最後に抜き取ったオイルを
廃油処理箱や業者に引き取ってもらえば
全ての作業は完了します。
そこでオイル交換の方法について
紹介した動画がありますのでご覧ください。
知っておこう!車のオイル交換はしないとどうなるの?
エンジンオイルには5つの機能があり、
エンジンをスムーズに動かすことが
基本的な役割となっています。
- エンジンの潤滑作用
- ガス漏れを防ぐ密封作用
- ピストンを冷やす冷却作用
- エンジンをきれいに保つ清浄分散作用
- エンジン内部を保護する防錆作用
オイルは無限に使えるものではなく、
しばらくすると性能が落ちていきます。
そのためにオイル交換が必要で、
車の機能を正常に保つためにも
必要不可欠なメンテナンスなのです。
すぐに車のオイル交換が必要?警告灯がなったらどうゆう状態?
車には様々な状態をランプで
知らせる機能が搭載されていますが、
エンジンオイルランプが点灯したら
オイルの油圧が下がってきています。
オイル量が少なくなってきていることや
オイルポンプの破損などが原因で
故障や事故の原因となってしまいます。
エンジンが正常に機能しなくなる
きっかけにつながってしまうことから、
警告灯が点灯したらすぐに
オイル交換を実施しましょう。
警告灯以外にオイル交換時期の目安になるものは?
警告灯が点灯すれば
すぐにオイル交換をすべきですが、
それ以外の目安はあるのでしょうか?
また危ない状態を示すランプであるため、
未然に防ぐためにもメンテナンスが
欠かせなくなってきます。
そこでオイル交換をすべき
目安となる部分を紹介しましょう。
以下を参考にして、
オイル交換を定期的に行ってください。
走行距離で判断!
オイル交換を行うべき目安は
いくつか挙げられますが、
最も判断しやすいのが走行距離です。
新日本石油の研究によれば、
エンジンオイルは15,000km以降で
著しく劣化していくようです。
そのため15,000kmを走行すれば
エンジンオイルの交換時期だと
判断して作業を進めるといいでしょう。
年数で判断!
走行距離と同じくらいの目安が
最後にオイル交換を行った日です。
年数にすれば1年に1回の頻度で
オイル交換を行うのが一般的ですが、
問題なく使用するためには
1年に1回交換するといいようです。
人によっては半年、3カ月など
交換期間はそれぞれとなっていますが、
車を大切に扱ったり走行距離が
多ければ1年よりも早く交換しましょう。
常にエンジンオイルを新しく保てば、
車もそれだけ長持ちするようになります。
シビアコンディションでは交換時期が早くなる
街中走行や週末に使う程度であれば、
1年に1回もしくは距離を目安にして
オイル交換を行いましょう。
しかし山道での走行が多い場合や
高速道路での長距離走行が多いなど
シビアコンディションに該当する場合は
オイル交換の頻度は早くなります。
目安としては大体半分で、
半年に一回交換もしくは6,000kmで
オイル交換を行うようにしましょう。
悪路走行や長距離走行では
エンジンオイルの消費や劣化も激しいため、
しっかりとメンテナンスをしてください。
車のオイル交換!やっぱり定期点検がオススメ!
オイル交換を自分で行おうにも、
古い車だとジャッキアップが必要なったり
車の内部をいじるのも難しいでしょう。
やはり安心してオイル交換を行うなら
業者に任せた方が良いですし、
定期点検の時期に同時に交換を
してもらうと一石二鳥です。
定期点検の際に整備士から
オイル交換を勧められるかと思いますが、
断るのではなくお願いしてください。
大切な車だからこそ
エンジンオイルの交換は不可欠で
長く乗り続けるために必要なことです。
走行時の安定性も増すため、
エンジンオイルの交換依頼だけでなく
オイルの性能もこだわると良いでしょう。
まとめ
エンジンオイルについて
よく知らない人が多いかもしれません。
実は車を安定させるための
とても重要な働きをしているため、
疎かにはできない部分です。
オイル交換の頻度が
愛車精神のパロメーターと
言っても過言ではないでしょう。
この記事を読んだことをきっかけに、
すぐにでもオイル交換をしてください。
またはオイル交換について、
これからも意識して頂けると幸いです。