さて今日も仕事だ!
と車に乗って出かけようとしてみたら、
車のドアロックが開かない…Σ( ̄▽ ̄;)!!
朝っぱらかびっくりしてしまいそうな
トラブルですが、
昨今こういったトラブルが増えているそう。
原因はキーレスだったり、
スマートキーだったり、
鍵そのものの構造が
複雑になってきたことも
原因に挙げられるようです。
何でもいいけれど
ドアロックが開かないと
困ってしまいますよね。
これは故障なのでしょうか?
考えられる原因と、
その場でできる解除方法を見ていきましょう。
車のドアロックが開かない場合に考えられる3つの原因
まずは、
そもそもなぜ開かなくなってしまうのか。
上記でも軽く紹介しましたが、
鍵の構造そのものが
複雑化してきていることによって、
開かない場合もあるようです。
比較的良く見られる、
3つの原因を見ていきましょう。
①ドア内のアクチュエーターの故障
といわれても、
アクチュエーターって何だろう?
という方も多いですよね。
簡単にいってしまえば、
車の内部から鍵をかけるorあける際に、
ドアについているでっぱりを
押したり引っ張ったりしたことはありませんか?
実際にロックをかける部分を、
手動ではなく電気信号で動かす際に使われる、
モーター部分だと考えれば
わかりやすいのではないでしょうか。
このアクチュエーターが故障していると、
キーレスの信号に反応はしてくれるけれど、
実際には作動してくれない。
(ハザードは点くけれど鍵が開かない)
なんてことになってしまいます。
また、全てのドアロックが開かないのではなく、
運転席だけ、
後部のドアだけなど、
ドアロックが開かない箇所が限定的ならば、
ほとんどがそのドアについている
アクチュエーターの故障だと考えられます。
②キーレスのヒューズが飛んでいる
電気的な信号を送り、
受け取った信号により、
ドアの開閉をしていると考えれば、
ヒューズが飛んでいたら、
そりゃ開かないよね。
と、なんとなく
わかっていただけるのではないでしょうか。
一般的な車の多くは、
ダッシュボードの裏に
ヒューズボックスが設置されています。
何らかの過電流が発生した際に
全体を守るためのヒューズの役割。
すぐに直すことができないとしても
危ないことが無いように
該当のヒューズが飛んでいないか
確認してみましょう。
③アクチュエーターに信号を送っているコンピューターの故障
一部のドアだけではなく、
全部のドアロックが開かない。
ヒューズを確認してみたけれど、
どこも飛んでいなかった。
こんな場合は大本のコンピューターである
ドアロックリレーの故障が考えられます。
大本のコンピューターと書きましたが、
車自体を制御する
メインコンピューターとは別物なので、
走行自体には問題はありません。
ただ、メインコンピューターの故障の場合、
DIYでの修理は難しいので、
下記から紹介する方法でドアロックを解除して、
プロになおしてもらいましょう。
車のドアロックが開かない時の解除方法とは
原因がわかっても、
まずは鍵が開かないことには…。
となりますよね。
キーレスなど、
普段、鍵自体を
しっかりと意識することがないと、
いざ開かない!
となった時に慌ててしまうものですが大丈夫。
ここから見ていきましょう。
①キーレスで開かないときはスペアキーで開錠する
まずはアクチュエーター、
ヒューズ、メインコンピューターの故障。
どれも電気信号を
受け付けなくなっている状態なので、
キーレスであけるのは諦めましょう。
予備に渡されているスペアキー、
またはメカニカルキーを
鍵穴に直接差し込んであけるしかありません。
半ドアだった場合もドアロックが開かないことが
上記までドアロックが開かない例を
紹介してきましたが、
まれに半ドアになっているせいで
キーレスが反応しないことがあります。
鍵をさす前にでも、
半ドアになっているドアが無いか
ちょっと調べてみてくださいね。
半ドア状態のドアがあったら、
体重を乗せて閉めるなどして
しっかり閉めましょう。
キーレスが効くようになることがあります。
②ディーラーや整備工場に連絡して修理してもらう
鍵を直接さしたのに解除されない!
なんて時は諦めてプロに修理してもらいましょう。
あちこち無理につつきまわってしまうと、
かえって鍵穴を傷つけたり、
断線している箇所を
増やしてしまうことにもなりかねません。
電話をしてきてもらう時には、
いつからキーレスが効かないのか。
スペアキーは試してみたのかなど、
詳しいことを説明できる
ようにしておいて下さいね。
キーレスのみの場合バッテリーが上がると開錠できない!
思わぬ盲点ですが、
スペアキーやメンテナンスキーが無く、
キーレスしか持っていない。
なんて場合、
バッテリーが上がると
開錠できなくなってしまいます。
キーレスの場合、
電気信号を車側が受け取って、
ロック、アンロックの判断をするのですから、
バッテリーが上がってしまっていたら、
どうしようもないですよね。
こんな事態を防ぐためにも、
スペアキーの管理は
しっかりとしておきましょう。
まとめ
急いでいる時にドアロックが開かない!
なんてことになったら、
パニックになってしまいそうですよね。
このドアロックが開かない。
という問題は
基本的に自分だけで解決するのは
難しいことが多いようです。
困ってしまうトラブルですが、
慌てず騒がず。
できる方法を試したら、
ディーラーや整備工場など、
プロの手に任せましょう。
一つの参考にしてもらえればうれしいです。