ギアが入らなくて運転できない!
なんて事になってしまったら
どうすればいいのでしょうか?
出かける前に自宅のガレージで、
ならまだしも、
出かけた先でのトラブルだった場合、
困り果ててしまいそうですよね。
そもそもオートマのギアが入らない。
というトラブルは
ギアの故障なのでしょうか?
もしも故障ということならば
修理費用が…(ノω・、)
なんて頭を抱えてしまいますが、
場合によっては
ちょっとしたトラブルが原因であることも。
オートマのギアが突然入らなくなる
その原因は何なのか。
その場でできる対処法など
ご紹介していきます。
車のオートマのギアが入らないときに考えられる3つの原因
そもそもオートマのギアが
入らなくなってしまう。
その原因には
どのようなものがあるのでしょうか。
車に詳しく、
普段から良く調べている。
なんて方以外には
唐突なトラブルでしかありませんよね。
意外なものもある、
その考えられる原因を見ていきましょう。
①ブレーキランプにトラブルが発生している
車のギアというものは、
実はブレーキと
とても深い関係性があります。
車の安全上に関する
措置の一つですね。
そもそもブレーキを踏んでいる、
という信号が流れない限り、
ギアは動かせないようになっているのです。
またそのブレーキの中でも
ブレーキランプを経由して
ギアに「動かしてもいいよ」という
GOサインが出ます。
このためランプが点かないなど、
ブレーキランプに
不具合が発生している場合、
GOサインを受け取ることができないので
ギアは頑として動いてくれないのです。
誰かにブレーキを踏んだ状態で
ランプが点いているか確認してもらいましょう。
または、エンジンを切った静かな状態で
ブレーキを踏んでみましょう。
ブレーキ回りが正常ならば
「コツッ」という小さな音がします。
②シフトロックソレノイドが故障している
シフトロックソレノイドって何さ!
となってしまいそうですが、
ギアを動かすシフトレバー
そのものが勝手に動き出さないよう
調整してくれる部品になります。
この「シフトロックソレノイド」は
上記で紹介した
ギアを動かす際の、
ブレーキからの信号を
キャッチしてくれる部分でもあります。
ブレーキランプになんら不具合は無いのに
ギアが動かない。
なんて場合はまずこちらの故障が疑われますね。
③電気系統に不具合が生じている
車は多くの部品を使い、
その部品たちがうまく連携してくれることによって
快適な走りを実現してくれていますよね。
その部品の連携を統括している
電気系統に不具合が生じてしまった場合、
普通にギアは動かなくなってしまいます。
上記2点に不具合が認められなかった場合、
電気系統の接触不良などが考えられるようです。
④ミッションオイルが足らない
「エンジンオイル」に関しては
多くの方が気を使っていると感じます。
しかしギアを動かす際に「ミッションオイル」
というものが必要だ。
と知っている方は少ないのではないでしょうか?
ギアを動かす部分である
ミッションには「ATFオイル」
というものが入っています。
車検の際などに交換されるものですが、
中古で買った場合など
ミッションオイルは手付かずな事もあるよう。
中古で買ったばかりの時、
車検をしたばかり、
こんな時にギアが動かない場合は
オイルの可能性も考えてみてください。
車のオートマのギアが入らない時の対処法
ここまでギアが動かない
トラブルの原因を見てきました。
いろいろな原因が考えられるようですが、
原因がわかっても
どうすればいいの?
と感じてしまいますよね。
ここから対処法を見ていきましょう。
シフトロックを強制解除する
どこに不具合が出ているのか
わからない場合、
とりあえずの方法として
ギアを動かすために
シフトロックの
強制解除ができるようになっています。
シフトレバーの近辺に
「シフト解除ボタン」がありますので、
まずエンジンをかけてから
解除ボタンを押しましょう。
その後にレバーを
「N」に動かせば解除完了です。
ただ、この解除ボタン。
車種やメーカーによって
形状や大きさ、場所が細かく違ってきます。
取り使い説明書が手元にあるのなら、
説明書を確認しながら探してみてくださいね。
ディーラーや自動車整備工場に修理を依頼する
上記で紹介した解除ボタンで
車は一応動くようになります。
しかし、根本原因がわかっていない場合、
頻繁にギアが動かなくなってしまう。
または本格的に故障してしまう。
なんてことにもなりかねませんので、
早めにディーラーや
整備工場などで見てもらいましょう。
ブレーキランプの不具合くらいなら、
早い場合は30分ほどで直ったりもしますよ。
まとめ
車のオートマのギアが入らない
という不具合に関してみてきました。
エンジンをかけて
さあ、出発!
なんてときのトラブルなので
出鼻をくじかれたような気がしますよね。
しかし走行中にトラブルが起こってしまう、
なんてことを考えれば、
車が自ら
「ちょっとメンテナンスをして欲しいの」
と自己申告をしてくれている
と考えることもできるかもしれません。
便利であると同時に
事故が怖い自動車。
定期的なメンテナンスで
快適なドライブを楽しんでくださいね。
一つの参考にしてもらえればうれしいです。