「車の擦り傷はすぐに修理しろ！」
という声をよく耳にしますが、
これは本当なのでしょうか？
少しの傷程度であれば
何も問題ないと思いますし、
目立たなければ大丈夫だと
そう考えている人が多いでしょう。
しかし車の擦り傷はナイーブで、
小さな擦り傷であってもそこから
サビが出来てしまって広がります。
そうなると修理箇所も広がっていき、
次第に深刻な問題へと発展するのです。
そこで擦り傷を放置することの危険性と
サビの修理代などについてまとめました。
擦り傷ができて困っている時、
サビる前の対処法を知りたいなど、
この記事を読んで参考にしてみてください。
車の擦り傷を放置！サビが出ると修理代が高くなる？
擦り傷を放置していると
そこからサビができてしまって、
さらに長時間放置すれば
サビがどんどん広がっていきます。
サビの修理には溶接や塗装代で
4～5万ほど必要になります。
またさらにサビの範囲が広ければ
修理代はさらに大きくなるでしょう。
そのため擦り傷ができた時点で
なるべく応急処置を施すなどして
対応するのが理想的と言えます。
サビる前に知っておきたい！擦り傷の応急処置の方法とは？
擦り傷の応急処置を行うことで、
少しのサビや傷を直すことができます。
まず下準備が重要で、
作業範囲をマスキングしてから
サンドペーパーなどを使って
表面を綺麗に整えていきます。
塗装が剝がれるくらい
しっかりと表面を磨くことがコツで、
作業が済めばサビ止めも塗りましょう。
そして表面の油汚れをふき取り、
これで塗料も綺麗に定着します。
最後に塗料を塗って
コンパウンドで滑らかにすれば
綺麗にリペアができます。
実際の作業風景を撮影した動画を
合わせて紹介しますので
参考までにご覧ください。
深い傷であっても
しっかりと自分で処置できるため
ぜひチャレンジしてみましょう！
車の擦り傷の修理代は？値段について調べてみた！
車に擦り傷ができたら
素早く対応するのが吉です。
放置すればサビができてしまい
さらに修理代が嵩んでしまうため、
少々高くても対応しましょう。
気になるのは値段ですが、
擦り傷の具合や箇所によって
大きく変わってきます。
まずはカー用品店大手の
オートバックスなどでの修理代を
詳しく見ていきたいと思います。
オートバックス等の業者に頼む場合の金額
| オートバックスでの擦り傷修理価格 | |
| ミラーこすり傷 | 6,200円～ |
| フロントバンパー | 10,100円～ |
| カーコンビニ倶楽部 | |
| フロントバンパー | 13,000～25,000円 |
| フロントフェンダー | 25,000～35,000円 |
| リアバンパー | 15,000～25,000円 |
| リアフェンダー | 24,000～38,000円 |
このように擦り傷の修理箇所によって、
また傷の大きさによっても金額が
大きく変動することが分かります。
またバンパーよりもフェンダーの方が
修理代が大きくなることも分かり、
これはどの業者においても同様です。
車の補修をDIY！自分で直す場合にかかる金額
業者に修理を依頼すれば
確実に綺麗になって戻ってきますが、
修理代の高さがネックとなります。
そこで自分で補修DIYをするという
選択肢が浮上してくるでしょう。
自分で直す場合に必要なのは
カー用品店で揃えることが可能です。
- コンパウンド
- コンパウンド用スポンジ
- 塗料
- 耐水サンドペーパー
- サンドペーパー用研磨剤
- マスキングテープ
少なくともこれらの用品が必要で
その数の多さから揃えるのが
大変だと感じるかもしれません。
しかし5千円前後もあれば
全て揃えることができるため、
業者に修理を出すよりも
遥かに安く済むのが大きなメリットです。
また手順さえしっかりと分かれば
簡単な作業となっているため、
補修DIYに挑戦してほしいと思います。
車の擦り傷の治し方！コンパウンドやスプレーはどうやって使うの？
コンパウンドの使い方は簡単で、
まず該当箇所を簡単に水洗いして
下準備を行いましょう。
そして細めのコンパウンドで
擦り傷の部分をしっかりと磨きます。
傷が見え無くなれば、
次に極細のコンパウンドで磨いていき、
最後に液体コンパウンドで仕上げれば
傷が消えてピカピカのボディとなります。
また擦り傷の深さによっては
塗装が剥がれるほど磨くこともあります。
そうなるとスプレーなどを使って
ボディを塗装する必要がありますが、
あらかじめ塗る場所を決めて
マスキングテープを張っていきましょう。
スプレーを使う前には
しっかりと脱脂を行うのがコツで、
塗料が表面に定着しづらくなります。
またサビ防止の下地塗料を塗るなど
細かな作業が必要となりますが、
これも綺麗なボディに仕上げるために
必要なことですので必ず行いましょう。
修理に使える便利グッズをご紹介！
車の擦り傷を消す方法を紹介しましたが、
具体的にどんな製品を使えばいいのか
分からないという人が多いかもしれません。
そこでおすすめの修理・補修グッズを
いくつか紹介したいと思います。
初心者でも簡単にDIYができるものを
厳選してみましたのでご覧ください！
コンパウンドを行うと傷を消せますが、
深い傷の場合は塗料を剥がす必要があり、
塗装を行わなければなりません。
この塗装スプレーを使えば
簡単に車の塗装を行うことができ、
液タレもが起きにくいのが特徴です。
注文する際には
カラー番号を伝える必要があり、
また1本から注文できるため
おすすめのグッズとなります。
スプレーでの塗装は自信がない、
また小さい傷だから必要ないなど、
そういう人はペンタイプがオススメです。
使い方は傷の部分に
刷毛をなぞるだけとなっており、
塗料が乾燥したら研磨するだけ。
時間も短く済むことから、
お手軽に修理・補修が可能です。
小さな擦り傷であれば
超微粒子コンパウンドを使うことで
塗装の必要もなく直せます。
液体タイプとなっているため、
使いたい分だけタオルにつけて
傷部分を磨き上げるだけでOK。
最後にふき取れば完了するため、
女性でも簡単に補修ができます。
まとめ
小さな擦り傷だからといって油断すると
後に広い範囲でサビができてしまって
大きな修理代を払うことになります。
そうなる前に必ず対応して
綺麗な車を保つようにしましょう。
修理業者などに依頼すれば
数万円の費用が発生しますが、
自分で擦り傷を直すこともできます。
難しいと思われがちですが
意外と簡単に修理ができるため、
ぜひ積極的に挑戦してほしいと思います。
自分で補修DIYを行えば
修理代が大きく浮きますから、
かなりお得に修理できるでしょう。
そして大切な愛車を守るため、
真心をもって対応してください。
