普段乗っている車から、突然変な音が鳴った!
運転中、急に車から異音が出ると、
冷や汗が出て、ドキドキしませんか?
これ、放っておくとどうなってしまうのか・・・
と不安になることも。
今回は、突然車から色々な音が鳴った時の、
原因や、交換費用等をまとめてみました!
突然ブーンと車から音が!これって故障なの?
運転している時に「ブーン」という
音が鳴り始めた時は、車にどんなことが
おこっているのか!?
音が鳴る部位によって、原因が異なり
ますが、よくあるケースで説明して
いきますね。
アクセルからブーンと音が!これってどうゆう状態?
アクセルを踏むと、
「ブーン」
と音がする場合ですが、まずは、
空吹かしを行い、走行中の加速時と
同じ音がするか確認しましょう。
加速中の音が大きい場合は、
排気系(マフラー)部品
・エキゾーストマニホールド
・触媒(キャニスタ)
・エキゾーストパイプ
・マフラー(サイレンサー)
の中で異常をきたしている可能性があります。
マフラーや、エキゾーストマニホールドに
損傷があると、アクセルを踏んだ際に、
ブーンという音が鳴るようです。
エンジンや足回りからブーンと音が!これってどうゆう状態?
アイドリング中に車が震えたり、
ブーンと音がする場合は、
アイドリング低下(エンジン回転数が低い)
によるものや、マウンチング類の劣化に
よるものかと思います。
長期の走行によるアイドリング制御に関しては、
コンピューターの動作不良の可能性もあります
ので、プロの診断が必要です。
また、オイル交換を定期的に交換されていて、
10万km以下であれば可能性が少ないですが
エンジン本体から異音がしている場合も。
⇒車のブレーキ音の異音はブレーキパッドが寿命?修理はどのくらい?
エアコンの辺りからブーンと音が!これってどうゆう状態?
エアコンから風を送り出すファン、
ブロアーファンに異物が混入した場合、
ファンの回転バランスが崩れ、
ブーンという音がしてしまいます。
実は、このファンが故障すると、
エアコンの異音だけではなく、
エアコンからの快適な空気が出てこないんです。
エアコンが故障する前に、
ディーラーでブロアーファンモーターの
点検を依頼してみましょう。
気になる騒音!音別に車の症状を一覧でご紹介!
では、「ブーン」という音ではなく、
他の音が鳴っている!!
という場合は、どのような状況が
起こっているのでしょうか??
他の異音がする場合の状況を
確認していくとしましょう。
キーキーと音が!
足回りからキーキーという音が鳴り、
ブレーキを踏むとその音が大きくなる
場合は、ブレーキパッドが消耗している
状態です。
ディスクブレーキでは、
「パッドウェアインジケータ」
と呼ばれる金属部品があります。
ブレーキパッドが無くなる前に
パッドウェアインジケータを
ディスクローターに接触させることによって、
金属音の異音「キーキー音」を出し、
交換時期を知らせる仕組みなんです。
リヤブレーキにドラムブレーキを使用している
車で、ブレーキを離した時に「キー」という
異音が発生する場合は、ドラムブレーキの
バックプレートとライニング(シュー)あたりの
グリス切れの可能性があります。
ゴトゴトと音が!
走行中に道路の段差などで足廻り、
下廻りから「コトコト」「ゴトゴト」異音が
発生した時は、ショックの異常が
考えられます。
車の振動を和らげるサスペンションを
構成する部品「ショックアブソーバー」の
オイル漏れ等による抜けの可能性がある
状態です。
ミシミシと音が!
車庫入れ時などハンドルを切り替える際や
走行時の段差で「ミシミシ」「ギギギ・・・」
というきしみ音が激しくなっている!!
という場合は、
サスペンションアッパーマウント部に
ブーツと一体になっている
サスペンションサポートのというゴムの部品の
接触不良の可能性があります。
サスペンションサポートとは、
部品が磨耗損傷したり、
金属音などの異音が出ないようにする役割を
持っている部品です。
カタカタと音が!
「カタカタ」「カツカツ」という異音が
聞こえてくる場合は、
エンジンの動力を伝えるために
使用するパーツ、
ドライブシャフトのボールジョイント損傷
による異音が考えられます。
ハンドルをめいっぱい切って車庫入れする時や、
角の鋭い曲がり角でハンドルをいっぱいに
切って、加速中しているときに、この異音が
発生することがあります。
ボーと音が!
走行時、足廻りから常に
「ウォーン」「ボー」というような
うなり音や振動が伝わってくる場合は、
ハブベアリングが消耗、または損傷している
可能性があります。
ハブベアリングとは、
ホイールが装着されている、
ハブの回転と車体を分離する
ための部品です。
また、低速では感じないのに、スピードが
上がるにつれて、こもったような音や
振動が伝わってくる場合もありまうs。
これは、後輪駆動(FR)車が減速する際、
動力をトランスミッションから伝えるための
シャフト「プロペラシャフトアンバランス」
による異音、振動である可能性があります。
ガラガラと音が!
エンジンの燃焼によって高速で排出される
排気ガスはマフラーや遮熱板を振動させ、
異音を発生させることもあります。
「ガラガラ」という音は、エンジン内部の
金属部品が焼き付いている異音ということが
考えられます。
エンジンオイルを交換していなかったり、
メンテナンスを怠ると、この異音が出ます。
最悪エンジンの載せ替えなど、高額修理に
なってしまいますので、
メンテナンスはしっかりと行ってくださいね!
ゴゴゴと音が!
「ゴゴゴ」という異音は金属同士が擦れる音です。
ブレーキのパッドが古くなったときにこの
異音がする場合があります。
長距離を走るとどうしてもブレーキを使います。
その結果、緩衝材としてのパッドがすり減って
しまい、金属同士が擦れることによって、
ディスクが傷つくのです。
≪番外編≫車の騒音!放っておいたら焦げ臭い匂いが・・・ 車 異音 焦げ臭い
異音を放置したために、
焦げ臭い匂いが発生する・・・
という場合は、即車を停止させて、
JAFなどの救援を求めたほうが
無難です。
匂いの状態にもよりますが、
エンジンそのものが焼き付いている、
部品が完全に摩耗してしまった、
など、様々な原因が考えられますが、
車がまもなく動かなくなってしまう!
という前触れになります!!
異音は、大きなトラブルの前兆です。
異音が発生したら、なるべく早めに
手当てをしないと、車両火災など、
大きな事故の原因にもなりかねないですよ。
車の騒音!修理費用の目安はこのぐらい!
音の種類や、なっている状態の原因にもよりますが、
修理費用は意外と高額です。
<ファンベルト交換>
・10,000~15,000円程度
<ハブベアリングの摩耗損傷>
・部品代 8,000円
・工賃 7,000円前後
<エアコンのコンプレッサー交換>
・新品 50,000~70,000円程度
・中古 10,000円前後
・工賃 20,000~35,000円程度
・ガス、オイル代 4,000~7,000円程度
<ブレーキディスクローターの変形>
・15,000円〜25,000円程度
<オルタネーターアッセンブリーとベルト交換>
・部品・工賃込みで75,000円程度
<ブレーキパッド交換>
・4本で40,000円程度
・工賃 10,000円程度
こう見ると、異音から修理に至った場合の部品や
工賃が高いな・・・と感じます。
半年~少なくとも毎年、メンテナンスや
点検をしているほうが、
安く済みそうですよね^^;
まとめ
いかがでしたか?
異音は初期の段階では、運転中や
搭乗者にはわからないものです。
私の場合は、まめにカーステレオを消し、
無音の状態で、窓を開け、低速走行して
音が出ていないかなど確認をしています。
なんかおかしい!?
と思ったら、音の発生時に車の外から第三者に
聞いてもらうのがよいかもしれませんね。
メンテナンスをまめに行うのも大事なこと。
定期的に車の健康状態を確認して、
より良い愛車生活を送ってくださいね^^